緊張

【実体験】「何か質問ある?」にドキッとする。質問することに意味はあるのか?

ともぞ〜。
ともぞ〜。
前回は質疑応答について紹介したけど、先生は質問が嫌いだったんだ。
「何か質問ある?」って聞かれると、ドキッとしていたもんだ。
わん太
わん太
先生も緊張することあったんですね。
ともぞ〜。
ともぞ〜。
実は、めっちゃ緊張しいだったんだ。
今回は先生の体験を伝えようかな。

前回の記事は下からどうぞ!

発表よりも質疑応答が緊張する!!質疑応答に向けた3つの対応策を紹介。ただでさえ発表で緊張するのに、質疑応答で何を聞かれるか分からない状態だとより緊張してしまいます。今回はその質疑応答に着目して、緊張を楽にする方法を紹介していきます。...

質問がストレスになった大学時代

私は理学療法士になるために、大学4年時に病院での実習というものをおこないました。

この実習は理学療法士になるためには必須であり、学生として実際の病院で指導者に付き、患者と関わりながら現場を学ぶことを8週間おこないました(学校によって期間や頻度は異なります)。

患者と関わることは私にとっては楽しく、話をしたり実際に身体をみさせていただいたりすることで新たな発見があり、充実した日々を送っていました。

しかし、病院の指導者とうまく関われませんでした。

指導者は何かあるごとに「何か質問ある?」と私に聞いてきました。始めのうちは分からないことだらけだったためいくつか質問ができたのですが、2週間経ち3週間経ち…と実習が進むにつれて、徐々に聞きたいこともスッと出てこなくなりました。

質問をできないことが何度か続くと、ある日指導者から「何も聞きたいことないの?」「せっかくの実習なんだから、もっと積極的になった方がいいよ。」と言われました(まぁ今の時代だったら、パワハラになるような発言もありましたね)。
そのプレッシャーが怖く、指導者にまた同じことを言われないようにと家で質問を考えてから実習に臨むようになっていきました。

そうなると実習終盤には、もはや実習に質問をしに行っているような感覚になり、当初楽しめていた患者との関わりも、楽しく感じられなくなりました。正直毎日がストレスでしかなかったです。

実習が「指導者への機嫌取り」だけで終わってしまいました。

働き出してから気づいたこと

無事、理学療法士になり病院へ勤め、今度は私も指導者の立場になる機会がありました。

学生の時の苦い思い出があるため、学生に対して「何か質問ある?」という言い方は絶対にしないと決めていました。

それでも指導する立場である以上、学生の理解度や進捗状況を把握する責任があるので「困ったことない?」「最近調子どう?」などフランクだけど必要な情報は確認するようにしていました。
すると学生から「昨日患者さんに対して〇〇をしたのですが、△△が分からなくて。自分で調べても、よく分かりませんでした。」と返答がありました。

私はこの時、ふと思いました。

「あぁ、この子はしっかりしてるなぁ。よく調べて……、ん?待てよ
オレも学生の頃調べることは一生懸命やってたよな。」

そして私は、あることに気づいたのです。

『学生はみんな、それなりに自分で気づいて調べている。何が分からないか、どこで立ち止まっているのかは、指導者側が気づく必要があるのではないか』

『質問することは一つの手段でしかなく、問題に対して自分で調べて自分で解決できることも、一つの手段。どちらが良いとか悪いとかではなく、解決できればどちらでもいいのではないか』

学生の頃は自分のことで精一杯であったため、「質問できることが立派」と考えていました。しかし、社会人になり指導者目線で考えると「結果(=解決すること)が大事」ということに気づくことができました。

質問することのメリットデメリット

学生、そして指導者の経験を通し、「質問の意義」ということに興味を持ちました。私の考える質問のメリット、デメリットは以下の通りです。

質問のメリット

・答えがすぐに聞ける

・質問内容以外の補足情報(応用、失敗談など)が聞ける

・やる気があると思われる

・言葉にすることで頭の中を整理できる

・相手も考えるきっかけになる

質問のデメリット

・自分で考える思考が育たない

・相手の時間を奪ってしまう

・聞く相手の能力に依存する

私としては、自分で考える思考が育たないことが、最大のデメリットだと思っています。
「自分で考え行動し、それでも分からない場合は質問する」そのようなプロセスを踏める人は、無理に質問する必要がないと考えます。

質問することが正しいと思ってしまうと、自分で学習できず何度も同じことを質問するパターンに陥ってしまうかもしれません。

実習前にこのことに気づいていたら、もう少し実習が楽になったかもしれません。

まとめ

今回は私の実体験を紹介しましたが、「質問がしっかりできない」と悩んでいる人がきっといると思い、このような記事にしました。

質問しない分、自分の頭でしっかり考えているのです。ですので、質問がうまくできないからと行って落ち込む必要は全くないです。
指導者や上司は、その人が「考えられる子なのか」「分からないとすぐ聞く子なのか」それらを通して「成長ができる子なのか」見極める責任があります。それと同じように、質問が上手くできないのは、指導者や上司の責任でもあります。

特に学生の皆さんには、今回紹介したことを知っておいてもらいたいと思います。

わん太
わん太
先生にもそんな過去があったんですね。
僕と似てて、ちょっと安心しました。
ともぞ〜。
ともぞ〜。
そうだね〜。
学生の時の経験があるから、今こうやって自信を持って伝えられるってのはあるね。失敗から学ぶことは大きいんだ。
今回のまとめ

質問しなくても調べてる人は解決している

指導者、上司には人を見極める責任がある

「失敗は成功のもと」は本当

 

ABOUT ME
ともぞ〜。
ともぞ〜。
介護支援専門員/理学療法士 病院や施設で高齢者と関わる仕事をしております。 健康が大事と言われておりますが、健康ってなんだろう?そう疑問に感じていました。その健康という言葉を、少しずつ紐解きながら今何ができるのかを考えています。 そういった中で得た経験について、講座という形でまとめています。