なに聞かれるか不安で、そっちの方が緊張しちゃうんですよね。
でも質疑応答で発表全体の印象が決まるくらい、質疑応答は重要な時間なんだ。
プレゼンなどでは、最後に質疑応答の時間が設けられていることが多く「終わりよければ全てよし」と言われるように、印象を左右します。
また質疑応答がしっかりしていないと、「勉強不足なのか?」「この人に任せても大丈夫なのだろうか?」と不信感を抱かせてしまい、マイナス評価となってしまうこともあります。
質疑応答の対策を十分にしておき、緊張せず発表ができるようにしていきましょう!
この記事はこんな方にオススメ!
✅発表はいつも緊張して憂鬱になってしまう人
✅質疑応答で自分が何答えているのか訳分からなくなってしまう人
✅緊張のあまり相手の質問内容が理解できない人
質疑応答用のノートを作るべし
相手は自分ではないので、何考えているか分かりません。そのためぶつけ本番で発表を迎えたとしても、何聞かれるか分からないという不安で、常に緊張してしまうものです。
そのため、事前に「質疑応答用ノート」を作り、シュミレーションすることをオススメします。
自分の発表内容を確認し、どのような質問が出そうか?そしてどのように回答するか?を自問自答しながらノートに綴っていくのです。電子上だろうが紙面上だろうが、言語化していくことで、発表の時に言葉として出やすくなります。
では、質問を何個用意しとくのが良いか?
私としては、「10個」くらい用意することが良いと考えています。10個の回答パターンを作っておくと、いざ想定と違う質問内容が来たとしても、その10個のいずれかのパターンに近い回答ができるかと思います。
もちろん質問を多く用意しておくことに越したことはないですが、私の経験上としては10個あればその場は乗り越えられてきました。
本当に分からない質問だった場合「すみません、その点は分かりません。」「今後の課題とさせていただきます。」「また詳しい情報がありましたら、教えていただけますか。」などと答えるようにしました。
発表自体の質を下げてしまう行為になりますので。
ノートを作る理由は言語化するためだけでなく、もう一つあります。
「ネタ帳」を作るためでもあります。質疑応答で自分が考えた内容は、その後の発表においても貴重な材料になります。毎度毎度積み重ねていくことで、回答のパターンが増え質疑応答に対する不安軽減もできます!
とにかく堂々と話をするべし
質疑応答用ノートを用意したら、あとは本番で堂々と話すだけです。
いくら質疑応答で論理的に的確に答えることができたとしても、声が小さかったり俯き加減で発言していた場合、聞き手には「頼りない人」と映ってしまいます。
内心「これで大丈夫かな」と思ったとしても、表向きは態度や声のトーン、顔つきなどに自信を持っていきたいものです。
そのためには、発表前日に鏡を見ながら発表している自分をイメージしてみると良いです。どのような立ち方で表情をどのようにすれば堂々として見えるのか、確認してみましょう。
緊張の緩和方法や、発表時の目線の工夫などは下の二つの記事が参考になります。
ぜひみてみてください!


なんだかんだ内容を周りの人は覚えていない
これを知っておくと、気持ちがだいぶ楽になります。
質問した内容というのは、質問した人以外は十分に把握していませんし、回答もそれほど集中して周りの人は聞いてはいません。ましてや発表が終わった日の夜なんかには、質疑応答はもちろん発表内容ですら、ほとんどの人は覚えていません。
発表を聞く側の立場をイメージした上で、本番に臨むといいでしょう。
ただし、発表した人の印象というのは、割と聞く人は覚えているものです。
最近みた動画で印象深かったのが、サッカー槙野智章選手の1日密着の動画。
槙野選手が講演等で何を話したかまでは分かりませんが、槙野選手の考え方や取り組む姿勢を見るだけでも「頼れる人だ」と思えてしまいます。
上記で紹介したように「堂々と話すこと」の大切さを、この動画で改めて感じました。
質疑応答用ノートを作るべし
とにかく堂々と話すべし
質疑応答の内容はみんな覚えていないと考えるべし
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。