朝はやる気が出て、健康のためにもいい時間帯なんだ。
その理由を紹介するね!
運動を朝おこなう理由
運動を朝おこなうことで「ホルモンサイクルを正常に保つことができる」これが夜よりも朝がいい最大の理由です。
運動で身体を動かすことは、時間帯によらず大事であることはもちろんですが、実は夜の運動はホルモンサイクルを乱し「睡眠を妨げる」危険性があります。
ホルモンサイクルを正常に保つとは?
私たちの身体には、24時間周期の体内時計があります。決まった時間に決まったホルモンが分泌することで、私たちの体内で消化や免疫、血圧や食欲などが正常な状態に保たれています。
ここで注目されているのが「コルチゾール」というホルモンです。
コルチゾールは、起き上がって動くためのエネルギーややる気を私たちにもたらしてくれます。さらに眠りから目を覚ませてくれ、機敏に身体が動けるように作用してくれるありがたいホルモンなのです。
朝起きるときにコルチゾールが最大量分泌され、徐々に減少し熟睡する頃には分泌量が底をつく。コルチゾールは、このようなサイクルをとり私たちのON、OFFの活動を正常に保ってくれます。
ストレスに対抗する力を持っているけど、ストレスが強すぎると耐えきれなくなって集中力や食欲がなくなるなどの症状が出るんだよ。
夜の運動は睡眠を妨げる!?
仕事終わりにジムへ行ったり、近所をランニングしたりする人は多いと思います。前述したように運動で身体を動かすことは時間帯によらず大事ですが、睡眠の質の観点からは少し見直すことが必要かもしれません。
ポイントは「夜に深部体温が上昇してしまう」ということです。
一度上昇した体温は、再び下がるまでに4〜6時間かかると言われています。私たちは体温が下がることで眠気のスイッチが入り、睡眠に向けて準備をするという身体のメカニズムがあります。
夜になると自然に身体は体温調節をして、睡眠に最適な体温まで下げるのですが、寝る間際に運動し体温を上げた場合は、睡眠の質を下げてしまうことになります。
しかし、多少の時間の遅れなら影響はないため、寝たい時間と体温低下に要する時間を逆算すれば、心地よく眠ることができます。
普段の生活で意識したいポイントとして
室温を20度前後に保つ
寝る2時間前にお風呂へ入る
この2つを意識するだけでも、ちょうどよく睡眠の準備をすることができます。
若いうちは無茶が効く!?
朝の運動がいいと散々言ってきましたが、実際のところ若いうちは朝運動しようが夜運動しようが、体感としてはあまり変わらないと思います。
若いうちはホルモンバランスに優れており、どこかで無理をしてもそこを補うだけの能力が備わっているため、表上は何か影響があるようには見えません。
しかし、その負担というのは体内に蓄積しています。若い頃の無茶というのは、必ずどこかで代償が伴ってきますので、気づいたその日から良い生活習慣というものを身につけていきたいものです!
ぼくも生活を気をつけなくっちゃ。
ゴンぞうくんはパパとママの言うことを、しっかり聞けばいいんだよ。
朝運動することがオススメな理由
ホルモンバランスを正常に保つことができるから
睡眠の質を保つことができるから
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。