これから何すればいいの?
オレ話すこと自体が嫌いなわけじゃないから、とりあえずたくさん話せば苦手じゃなくなるかな?
だけどぽち二郎くん、ことわざで「話し上手は聞き上手」って言葉聞いたことあるかな?
いきなり話をたくさんするようにしても、うまくはいかない。前の記事で「ほとんどの人は、話を聞くことを得意と感じている」と紹介したね。
実はまずは話を聞くことを上手にすることが、話し上手になるための近道なんだ!
前回の記事はこちらから⬇️⬇️

「話し上手は聞き上手」
本当に話のうまい人は、人の話を聞くこともまたうまいということ。
これは「自分ばかり一方的に話をして、他人の話は一向に聞こうともしない人」のことを例えて言うんだよ。
話がうまいという点では共通するけれど、コミュニケーションを考えると「話し上手は聞き上手」であるべきだね!
では、次に聞き上手になるためのポイントを紹介していきます。
聞く態度を変えてみよう!
適度に相槌を打つこと
相手の話を聞いていることを伝えるための、基本的な行動ですね。適度というのは「相手の呼吸」に合わせることを意識しましょう。
相手が一文言い切って、息を吸い次の言葉を発しようとする間に、「うん、うん」と相槌を入れます。そうすることで会話の途切れをなくし、相手を不安な気持ちにさせないことができます!
オウム返しをすること
相手の言ったことをそのまま言い返すことで、相手はより「しっかり聞いてくれている」と実感することができます!
相手:「〇〇があってさ〜、びっくりしちゃったよ。」
自分:「そりゃびっくりしちゃうよね〜。」
など、たくさんオウム返しするのではなく、単語を繰り返すことで効果を発揮します。
慣れてくると、相手が特に強調したい言葉がわかるようになってきます。上記の場合は、「びっくり」ということを相手が強調したいため、「びっくりしちゃうよね。」とオウム返し+共感をする対応を取っています。
メンタルを安らかに保とう!
相手から相談を受けるときは、聞き上手になるチャンスです!
否定するようなことはしないこと
相談することは勇気が入ります。勇気を出して相談したのに「それは間違ってるよ」なんて言われたら、もうそれ以上話せなくなります。
相手をシンプルに受け入れること
たとえ相手が間違っていることをしたとしても、間違えているのは「行動」であり「人格」ではありません。相手を一人の人として、受け入れる姿勢が大事です。
結論を求めないこと
決めるのはあくまでも相手です。「他人は変えられない」という前提を理解し、話を傾聴するようにしましょう!
でも先生、聞いてばっかじゃコミュニケーションは良くならない気がするけど…
とにかくまずは自分から与え続けること。そうすると相手も「何か与えたい」という気持ちになるから、コミュニケーションする上で良好な関係が自然と作られていくんだよ!
先生分かったよ、ありがとね!
コミュニケーションのはじめは「聞くこと」から
聞く態度を意識する
お互いのメンタルが安らかになるようにする