今回は、人付き合いが苦手と感じる人に関する記事です。
「人と何話していいか分からない」
「どうリアクションしていいか、いつも迷う」
などの悩みを抱える人に向けた、一つのアドバイスも記載していますので、ぜひご覧ください。
相手を無視していないか?
相手の話を聞いているはずなのに、会話が上手くいかない経験はないですか?
「何だか微妙な間ができちゃった…」
「何か聞かないと…でも思い浮かばない」
「今変なこと言っちゃったかな?」
「嫌われてないかな?」
会話を通して、このように感じたことがある人は少なくないと思います。
実はこのようなことは、先読みし過ぎているために生じることが多いのです。
相手の話を聞く前から「何を話すのだろう」「どんなふうに答えたらいいかな」などと、考え出してしまうことはないでしょうか。
このような状態では、話を「聞く」ことよりも言葉を「考える」方に意識が向いてしまい、「聞く」余地がほとんどなくなってしまいます。
自分では話を聞こうと思っていても、考えることに必死となっているため、結果的に相手を”無視”した状態になっています。
自分のことばかり考え始め、相手の話が聞けなくなると、会話は一気に固くなってしまいます。
その固さが相手、あるいはその場の雰囲気にも伝播し、何となく重たい空気が生じているのです。
話す前のシミュレーションは良くない!?
人と会う前に、会話を頭の中でシミュレーションする人もいるかと思います。
特に初デートなどは、気まずくならないように会話に困ったときの話題やエピソードトークなんかを用意してしまうものです。
シミュレーションすること自体は、悪いわけではありません。
何度もシミュレーションをすることで、新しいアイディアが浮かんだり、余裕を持って会話に臨んだりすることができます。
しかし、このシミュレーションにおける注意点は「会話のキャッチボール」になっているか?ということです。
シミュレーション通りに事が進めば、会話が途切れずにキャッチボールができているように見えるかもしれません。
しかしこの場合も「考える」ことに意識が向いてしまい、相手の反応を見ていないことで、会話のどこかに食い違いが生じてきます。
会話におけるワンポイントアドバイス
色々お伝えしましたが、私たちは人の話を聞いていると、自分の頭で考えてしまうものです。
誰しも人に嫌われたくないという思いはあるでしょうし、自分を良く見せたいという欲求もあるかと思います。
会話におけるポイントは、話を聞いている最中に自分が「考えに入り込んでいることに気づく」ことです。
考えている自分を客観的に見ること
相手のことを見ていなかったこと、話を聞けていなかったことに気づくだけでも、状況は大きく変わります。
自分自身に気づくことができたら、相手の様子を改めて見てみましょう。
すると、フッと相手の反応に意識を向けることができ、考えることでいっぱいであった頭の中から抜け出すことができます。
会話の中で、相手がどう反応しているか見ることができると、独りよがりの会話ではなく、お互いに反応し合える会話になる。
それが会話を楽しむということに、繋がっていく。
人付き合いが苦手を思う人は、肩の力を抜いて話してみるといいよ。
頭で考え過ぎて、相手を無視しているかもしれない
シミュレーションでは、相手の反応が分からない
考え込んでいる自分に気付こう
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。