でもそもそも内向的な性格ってダメなことなのか、ちょっと一緒に考えてみようか。

内向的なのは良くない!?
子どもの頃から「友達と遊んできなさい」「友達100人できるかな」など
誰とでも仲良くして元気でいることが、あたかも良いように言われてきたことは誰しも一度は経験があるかと思います。
でも人付き合いで大切なのは生まれつきの外向的な性格でも、「かっこいい」とか「可愛い」とかの外見的な部分でもないことは、人生経験を歩んでくるとだんだん気づいてきますよね?
ある研究では、このような報告がされています。
外向的なリーダーよりも、内向的なリーダーの方が良い結果を生む
その理由として
本人の気づかないうちに、何でも自分で仕切ることに夢中になってしまう。
自分以外の人が考えたアイディアを生かせない。
メンバーの発言内容を冷静に分析、判断ができる。
効率的な方法を検討する傾向にある。
→チーム全体のモチベーションが高まる。
このような違いが報告されていました。
このような傾向は、実は営業マンにもみられます。
別の研究では、このような報告がされていました。
外向的な人の押しの強いセールスは、実際の現場では逆効果になる
外向的な人が押しが強いとは一概には言えませんが、外向的な人はお客さんよりも自分の視点で物事を考える傾向にあります。
それがPRや情熱としてお客さんに伝わることもありますが、前提としてお客さんの興味や価値観に基づいていなければなりません。
これらの報告だけでも、内向的であることが必ずしもダメとは限らないことに気づくことができます。
内向的な人に足りないのは?
内向的、外向的それぞれの傾向について紹介しましたが、大事なことは「どちらが悪いか?」ということではありません。
内向的、外向的それぞれの特徴を理解し、どちらの特徴も持ち合わせていることがより良いと考えることが適当でしょう。
内向的な人が外向的な人と比べてたりないもの、それは圧倒的な「経験値」です。
いざ物事に積極的になろうとしても、どのように第一歩を踏み出せばいいか分からず、成功も失敗もせず過ぎてしまうことが多いのです。
コミュニケーションには、ある意味”テクニック”が必要です。
そのテクニックの一例を以下に紹介していきます。
経験値はどう埋めればいい?〜SNSのススメ〜
内向的な人は、外向的な人と比べて様々な経験値が不足しがちですが、中でも「自己開示」の経験は特に少ない傾向にあります。
「自分の思っていることを相手に伝えることが苦手」
「こんなこと言ったら変に思われないかな?」
「嫌われないかな?」
そのように考えてしまう人が多くて、結局何もできないパターンがほとんどと思います。
何もできないのは、「相手の反応が分からないから」です。
相手の反応が分かると、不安が消え自己開示がしやすくなるものです。
相手の反応を見るためにオススメなのが「SNS」です。
実名も顔も開示することなく、自由に発信することができるため、練習にはうってつけのツールです。
思いのままにただ発信するのではなく、
「普段のキャラと違うのに、こんなこと言っていいかな?」
「炎上しないかな?」
と、心がちょっとざわつくようなことを思い切って発信して見ると良いでしょう。以外とそんなに反応がないことに、気がつけると思います。
大事なのは、「みんなそれほど自分のことを見ていない」という経験を得ることです。
内向的な性格の人は、周りのことを気にしすぎてしまい、あたかもみんなの中心にいるような錯覚に陥ってしまいます。それを払拭するためにも、まずはSNSで思い切って発信して見ましょう!
自己開示は、気軽に始めることができます。
「内向的な性格だけど、コミュニケーションはうまくなりたい!」そう思う方はこの本が参考になります。
DaiGoさん自身もコミュ障であることを公言し、コミュ障だからできることを詳しく記載してあるのでオススメです!
内向的な性格は、決してダメではない
内向的な性格に足りないのは、経験値
SNSを利用し自意識過剰であったことに気づくべし
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。